「事業を効率化するためにITインフラを整備したいけれど、どのように行えばよいかわからない」といった悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
ITインフラの整備を正しく行わなければ、自社内のIT環境に影響を及ぼしかねません。
そこで本記事では、情報システム代行でお客様満足度98.2%という驚異的なリピート率を誇るトータルITヘルパーが、ITインフラの構築方法を解説します。
本記事をご覧いただければ、事業の効率化を進めることができます。
ぜひITインフラ構築の際の参考にしてください。
目次
1.ITインフラとは?ITの支えや基盤となるシステムのこと
ITインフラとはITを利用するために必須となるシステムのことであり、IT活用の基盤となります。
ITインフラを構築するためにはさまざまなハードウェアやソフトウェアが必要となり、各企業の要件に合わせて必要なものを選定し、構築していきます。
2.ITインフラの基本構造
企業のITインフラの構成する要素としては、大きく以下の2つの内容に分けられます。
- ハードウェア
- ソフトウェア
それぞれについて、細かく説明していきます。
2-1.ハードウェア
ハードウェアとはITシステム全体を構成する機器や回路の総称です。
ITインフラを構築する際に利用する「ルーター」「パソコン」「サーバー」「ストレージ」などが、ハードウェアに分類されます。
これらの機器以外にもITインフラを構築するうえで必要な電源装置やUPS(無停電装置)、ネットワークカメラなどもITインフラにおけるハードウェアに該当します。
ビジネスで利用される機会が増加しているスマートフォンやタブレットなどのIoTデバイスもハードウェアの一種です。
2-2.ソフトウェア
ソフトウェアとはコンピューターを動作させるための指示・命令を行うプログラムのことを指します。
コンピューターの基本動作を制御するWindows OSやMac OSは、ソフトウェアの代表例です。
また、OS(オペレーティングシステム)だけでは行うことのできないWebサーバーやアプリケーションサーバーのような特定の処理や動作を実現するミドルウェアも、ソフトウェアに含まれます。
3.ITインフラを構築する4ステップ
ITインフラの構築は以下の4つのステップに分かれます。
- 計画を立てる
- ITインフラを構築する
- 動作確認をする
- 運用を開始する
これらの内容について細かく説明していきます。
3-1.ステップ1:計画を立てる
ITインフラ構築の計画を立てるには、まずITインフラ導入の目的を明確にしなければなりません。
なんとなく「便利になるだろう」というような感覚で、ITインフラを構築しても決してうまくいきません。
企業が抱えている課題を改善するために、どのようなITインフラを構築するべきか計画を明確にし、それに合わせて必要なハードウェアやソフトウェアの種類や数量を選定していきます。
さらには、構築した後の運用方法も策定しなければなりません。
3-2.ステップ2:ITインフラを構築する
計画を立てた後は、実際の構築に移ります。
ルーターやサーバーなどのハードウェアの設定、ソフトウェアの設定などを行っていきます。
ITインフラの構築の際には、災害や事故、人為的なミスなどが発生したケースを想定し、システム監視やバックアップシステムの構築も行う必要があります。
さまざまなリスクに備えたシステムを構築することが重要です。
ココがポイント
ITシステム構築の際は、さまざまなリスクに備えたシステム構築することが重要である。
3-3.ステップ3:動作確認をする
ITインフラを構築した後は、設計した通りに動作するのか確認を行います。
はじめは各機器をそれぞれ動作確認していきます。そこから連携する機器を増やしていき、最終的にシステム全体の動作確認を行っていきます。
この作業を行うなかで、不具合や改善点を見つけた場合、都度修正を行っていきますが、設計当初に定めたITインフラを構築する目的からそれないようにしなければなりません。
3-4.ステップ4:運用を開始する
動作確認を終えて、いよいよITインフラの運用が始まります。
情報システムの担当者は、ITインフラが正常に動作しているか確認し、万が一トラブルが発生した際には、早急に復旧させることが求められます。
機器故障に備えた代替機の用意、データの損失に備えたバックアップからの復旧手順の整理などあらゆるトラブルに備えて準備をしておかなければなりません。
4.ITインフラを運用する際の3つの注意点
現在、企業が業務を遂行するにあたって、ITインフラは欠かせないものになっています。
企業がITインフラを運用する際は、さまざまな注意点があります。
そのなかでも、特に重要なポイントは下記の3点です。
ITインフラを運用する際の3つの注意点
- セキュリティ対策を行う
- 運用マニュアルを作成する
- 監視体制を整えておく
1つずつ詳しく解説します。
4-1.注意点1:セキュリティ対策を行う
ITインフラを運用するにあたり、セキュリティ対策は非常に重要な項目です。
企業がもつデータは常に狙われている状況にあり、仮に不正アクセスなどの被害を受け、情報が外部に流出してしまえば、その企業の信用問題へとつながり、深刻な損害を被る可能性もあります。
近年は、リモートワークの際に取引先とデータがやり取りできるよう、社外からのアクセスを有効にしている企業も多く、セキュリティの重要度は高まる一方です。
外部からのアクセスにも対応できるほか、不正アクセスを防ぐため利便性とセキュリティの両面を考慮し、ITインフラを運用する必要があります。
4-2.注意点2:運用マニュアルを作成する
ITインフラが停止してしまうと、企業の業務自体もストップしてしまう恐れがあります。
万が一のトラブルでITインフラが停止してしまった場合、情報システム担当者はその被害を最小限にとどめるため、停止している時間を短縮できるよう対策を講じておくことが重要です。
その1つとして、運用マニュアルを作成しておくことをおすすめします。
機器の再起動方法やバックアップデータの復旧手順などをあらかじめ作成しておくことにより、トラブルが発生してから復旧するまでの時間をできる限り短くすることができます。
また、運用マニュアルを複数人で共有しておくことにより、トラブル発生時の対応が属人化しないこともメリットとなります。
ココがポイント
トラブルによるインフラ停止に備えて、運用マニュアルを作成しておくべきである。
4-3.注意点3:監視体制を整えておく
監視体制を整えておくことも重要です。
従業員のPCでどのようなアプリケーションが利用されているのか、また、サーバーの稼働状況などを監視するためのツールを導入することも検討するべきです。
常にITインフラの状況を監視しておくことは、トラブルの発生を未然に防ぐことにもつながります。
5.情報システム部門のサポートはトータルITヘルパーの活用がおすすめ
ITインフラは、今後もすたれることはなく、企業によるIT活用の拡大やIT技術の進化によって、さらに需要が増えていくことが予想されています。
インフラ構築というと難しいように聞こえますが、自社で開発する以外にアウトソーシングする方法も検討してみてはいかがでしょうか。
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5-1. 幅広い対応可能範囲
トータルITヘルパーには、ネットワーク・サーバー・複合機・ビジネスフォンなどさまざまな機器を扱っているIT総合商社としての基盤があります。そのため、高品質なサービスを提供できるうえ、幅広く柔軟な対応が可能です。
料金はPC1台3,000円~と低価格な設定のため、ご予算の少ない場合でも安心してご継続いただけます。
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5-2. 訪問対応
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5-3圧倒的なノウハウ
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