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情報システム部

ひとり情シスの課題と対策とは?放置のリスクやAI活用事例まで解説

「ひとり情シスとして全部抱え込んでいて、毎日が綱渡り」
「採用も育成もうまく進まず、いつまでこの体制が続くのかわからない」

そんな悩みを抱える企業は少なくありません。

IT人材不足が深刻化する中、情シス担当者がたった1人で社内ITをすべて支える「ひとり情シス」体制は、中堅・中小企業を中心に常態化しています。日々の運用は何とか回っていても、放置を続ければ重大なセキュリティ事故・担当者の離職・事業停止リスクなど、会社全体に跳ね返ってくる問題に発展しかねません。

そこで本記事では、ひとり情シスが抱える6つの課題、放置する会社のリスク、解決策、ひとり情シスでも実践できるAI活用パターンまでを徹底解説します。記事後半では、トータルITヘルパーの情シス代行サービスもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

1.ひとり情シスとは?増加が止まらない課題の背景

1.ひとり情シスとは?増加が止まらない課題の背景

ひとり情シスとは、企業の情報システム部門の業務をたった1人の担当者が担っている状態を指します。スタートアップや小規模企業に限らず、従業員100名超の中堅企業でも約3割でひとり情シスが発生しているとされ、企業規模を問わず広がる構造的な問題です。

担当者が他業務と兼務しているケースも含めると、実質的に「ひとり情シスに近い体制」で運用している企業はさらに多くなります。なお、専任のIT担当が一人もおらず他部門の社員が兼務する状態を「ゼロ情シス」と呼ぶこともあります。

1-1.ひとり情シスが担当する業務範囲

ひとり情シスが日々こなす業務は、想像以上に広範囲にわたります。代表的な業務は以下のとおりです。

  • 社内ネットワーク・サーバーの構築・運用・監視
  • PC・スマホなどのキッティング、入退社時のアカウント発行・剥奪
  • SaaS・クラウドサービスの選定・契約管理・ライセンス棚卸し
  • セキュリティ対策(ウイルス対策・脆弱性管理・インシデント対応)
  • 従業員からのITヘルプデスク対応
  • IT戦略の立案・DX推進・経営層への提案

本来であれば「インフラ運用」「ヘルプデスク」「セキュリティ」「企画」などの専門領域ごとに人を配置するのが理想ですが、それを1人で全部こなさなければならないのがひとり情シスの実態です。

1-2.ひとり情シスが増え続ける4つの背景

ひとり情シスが構造的に増え続けている背景は、以下の4つに整理できます。

① IT人材の慢性的な不足

経済産業省が2025年5月に公表した「サイバーセキュリティ人材の育成促進に向けた検討会 最終取りまとめ」によると、日本国内のサイバーセキュリティ人材は約11万人不足と推計されています。情シス業務に必要なクラウド・セキュリティ・自動化スキルを兼ね備えた人材は採用市場でも希少で、求人を出しても応募が集まらない企業が増えています。

② 経営層の理解不足

情シスは「直接利益を生む部門ではない」と見られがちで、人員や予算の優先順位が下げられる傾向があります。IT技術は日々高度化・複雑化しているのに、「1人で回せるはず」という古い認識のまま体制が固定化されているケースが多発しています。

③ クラウド・SaaS普及による「ひとりで回せる」誤解

SaaSやクラウドサービスの普及で「自社でサーバーを運用しなくていい=情シスは1人で十分」と捉える経営層も少なくありません。実際にはアカウント管理・権限設定・利用状況の棚卸し・ベンダー対応など、SaaS時代ならではの新しい業務が発生しているにもかかわらず、業務量の実態が理解されないまま人員削減が進むケースがあります。

④ 担当者の離職と採用難の悪循環

業務負荷の重さに耐え切れず情シス担当者が離職すると、慢性的な人材不足のため代わりの採用がすぐには進まず、残った1人に業務が集中する悪循環が起きます。新規採用ができないまま属人化したノウハウが宙に浮いてしまい、組織として情シス機能を再構築できなくなる事例も少なくありません。

ココがポイント

ひとり情シスは「個人の頑張り不足」ではなく、IT人材不足・経営層の理解不足・SaaS普及の誤解・離職連鎖が重なって生まれる構造的な問題です。

2.ひとり情シスの課題とは?

2.ひとり情シスの課題とは?

ひとり情シスを長く続けると、担当者本人にも会社にも大きな課題が積み上がっていきます。表面的には日々の業務が回って見えても、内部では深刻なリスクが進行しているのがひとり情シス体制です。

代表的な6つの課題を整理します。

2-1.業務負荷の集中で「常に火消し」状態になる

ひとり情シスは、本来複数人で分担すべき業務を1人で処理し続けるため、慢性的なオーバーロードに陥ります。ヘルプデスク・トラブル対応・ベンダー連絡・申請対応など割り込み業務が次々と発生し、腰を据えて取り組むべき作業が後回しになりがちです。

結果として、毎日が「目の前のトラブル対応」で終わってしまい、長時間労働・休日対応が常態化するケースも珍しくありません。

2-2.業務の属人化で「その人にしか分からない」状態が進む

1人ですべて運用していると、ドキュメント整備や情報共有の優先順位が必然的に下がります。設定の意図・運用ルール・トラブル対応のノウハウが担当者の頭の中にしか存在しない状態が進行していきます。

この状態で担当者が休んだり退職したりすると、社内の誰も詳細を把握できず、復旧やバージョンアップに大きな労力がかかります。事業継続の観点でも見過ごせないリスクです。

2-3.セキュリティ対応が後手に回りやすい

サイバー攻撃は日々巧妙化していますが、ひとり情シスは目の前の運用業務に追われ、脆弱性パッチの適用・ログ監視・インシデント対応訓練といった守りの活動が後手に回りやすいのが実情です。

セキュリティ対策に必要な専門知識のキャッチアップに割く時間も取れず、攻撃を受けた際の初動対応も1人で抱え込まざるを得ません。中小企業を狙ったランサムウェア被害が増えるなか、無視できない弱点となります。

2-4.IT戦略・DX推進が進まない

本来、情シスには「攻めのIT」として業務改善やDX推進を主導する役割が期待されています。しかしひとり情シスは、日々の運用に追われて中長期のIT戦略を描く時間が取れず、企業の競争力低下に直結します。

「新しいツールを導入したいが検討する余裕がない」「経営層に提案する材料を作る時間がない」といった状態が続けば、ITを活用した事業成長の機会を逃してしまいます。

2-5.孤立による精神的負担が大きい

同じ専門領域の同僚がおらず、技術的な相談や判断のすり合わせができる相手が社内にいないのは、想像以上に重い負荷です。障害対応中も意思決定をすべて1人で背負う必要があり、心理的なプレッシャーが蓄積していきます。

また、業務の特殊性から「忙しさが他部門に理解されない」というすれ違いも生じやすく、孤独感を深める要因にもなります。

2-6.スキルアップ・最新情報のキャッチアップが困難

クラウド・SaaS・AIなどIT領域は変化が速く、半年単位で常識が塗り替わります。にもかかわらず、ひとり情シスは学習や情報収集に充てる時間を確保するのが難しく、知見が陳腐化するリスクを抱えています。

セミナーや資格取得の機会も限られるため、社内外で評価されにくくなり、結果としてキャリア停滞や離職意欲につながるケースもあります。

3.ひとり情シスを放置する会社のリスク課題

3.ひとり情シスを放置する会社のリスク課題

ひとり情シスは「個人の問題」ではなく、放置すれば会社の事業継続そのものを揺るがすリスクに発展します。担当者本人の課題に加え、経営判断として認識すべきリスクを整理します。

3-1.担当者の離職・休職で社内ITが止まる

ひとり情シスの体制は、担当者1人の稼働に完全に依存しています。病気・退職・突発的な離脱が起きた瞬間に、社内のIT運用が事実上ストップしかねません。

属人化が進んだ環境では引き継ぎも難しく、後任の採用にも時間がかかるため、復旧までの数ヶ月間、業務システムやセキュリティ運用の品質が大きく低下する恐れがあります。

3-2.セキュリティインシデント発生時の即応が困難

ランサムウェア感染や不正アクセスといったインシデントは、初動対応の速さが被害規模を左右します。ひとり情シスでは検知・分析・封じ込め・復旧をすべて1人で背負うことになり、対応が遅れれば被害が拡大します。

取引先からの信用低下や、個人情報漏えいによる賠償リスクなど、会社経営に直結する重大事故につながりかねません。

3-3.DX推進の停滞による競争力低下

情シスがIT戦略を描けない状態が続くと、企業全体のDX推進は確実に遅れます。競合がクラウド・AI・自動化で生産性を上げていく一方、自社だけがレガシーシステムや非効率なオペレーションに留まると、数年単位で取り返しのつかない競争力差につながります。

「情シスを増員しないコスト削減」が、結果として大きな機会損失を生むケースは少なくありません。

3-4.引き継ぎ不全による事業継続リスク

属人化したノウハウが文書化されていない状態で担当者が抜けると、残された経営層・他部門だけでは、システム構成も運用手順も追えなくなる事態が発生します。

取引先から問われたセキュリティ対策の根拠、監査対応に必要な台帳類、ベンダーとの契約状況、これらがすべて不明瞭になり、最悪の場合は外部からの信頼喪失や、システム停止による業務停止に発展しかねません。

ココがポイント

ひとり情シスの放置は「担当者がきつい」というレベルを超えて、事業継続性・セキュリティ・競争力に直結する経営リスクです。

4.ひとり情シスの課題解決策

4.ひとり情シスの課題解決策

ひとり情シスの課題は、複数の打ち手を組み合わせて段階的に減らしていくのが現実的です。いきなり人を増員できなくても、業務整理・教育・ツール導入・外部活用の4方向から手をつけられるのが特徴です。

代表的な6つの解決策を整理します。

4-1.業務範囲を「コア/ノンコア」で明確化する

ひとり情シスの改善は、まず自分が抱えている業務を棚卸しし、コア業務とノンコア業務に分類することから始まります。優先順位が決まらなければ、どの業務を捨て・任せ・残すかの判断ができず、結局すべての業務を抱え込む状態から抜け出せないからです。

全業務を同じ重さで処理しようとしている限り、割り込み業務に振り回されて1日が終わってしまいます。最初に分類しておくことで、ノンコア業務に費やしている時間が可視化され、外部化や自動化で削れる範囲が明確になります。

具体的には、以下のように分類するのがおすすめです。

  • コア業務(情シスが自分で取り組むべき):IT戦略の策定、セキュリティポリシーの設計、新システム導入の評価、経営層への提案
  • ノンコア業務(マニュアル化・自動化・外部委託の候補):パスワード再発行、PCキッティング、社員からの初歩的な問い合わせ対応、ライセンス棚卸し

このマップが描けて初めて、以降の打ち手(マニュアル化/自動化/外注など)をどこに当てるべきかが見えてきます。コア/ノンコアの分類は単なる整理ではなく、ひとり情シス脱却の戦略マップそのものです。

4-2.マニュアル・FAQの整備で属人化を解消する

属人化を防ぐ最も基本的かつ効果的な手段は、運用手順とトラブル対応をドキュメント化し、誰でも参照できる場所に置くことです。ノウハウが担当者の頭の中だけにある状態は、休職・退職時に業務が止まる原因となるうえ、日々の問い合わせで同じ説明を繰り返す無駄も生み続けます。

情報が文書化されれば、社員自身が自己解決できる範囲が広がり、情シスへの依存度を下げられます。ドキュメントは「いざというときの保険」だけでなく、毎日の問い合わせ件数を減らす即効性のあるツールでもあります。

具体的には、次の2層で整備するのが効率的です。

  • 情シス内部向け:サーバー再起動手順、ネットワーク機器の設定、インシデント対応フローなど運用の「裏側」を記録
  • 全社員向けFAQ:「VPNにつながらない時の確認手順」「パスワードを忘れた時の自己解決手順」「新しいPCの初期設定」など、定番質問を一覧化

NotionやConfluenceといった社内Wiki型サービスに置いておけば、社員が検索で答えにたどり着けます。地味に見えるドキュメント整備こそ、ひとり情シスが「いつでも交代できる体制」を作るために欠かせない取り組みです。

4-3.社員のITリテラシーを底上げする

情シスへの問い合わせを減らす根本対策は、社員一人ひとりのITリテラシーを底上げし、自己解決できる範囲を広げることです。情シスに集中する問い合わせの多くは、社員のリテラシー不足が起点になっています。

基本操作・セキュリティ意識・SaaSの正しい使い方が共有されていれば、初歩的なトラブル、ヒューマンエラー、設定ミスは大幅に減らせます。問い合わせを「減らす対症療法」ではなく、「発生しにくくする予防策」として効くのがITリテラシー教育の特徴です。

具体的な打ち手は次のとおりです。

  • 入社時のITオリエンテーションで社内ツール・セキュリティルールを一通り説明
  • 年1〜2回の定期セキュリティ研修(フィッシング訓練、パスワード管理など)
  • 新しいSaaS導入時の操作講習やマニュアル配布
  • 「IT質問チャンネル」を作って、社員同士がカジュアルに教え合える文化を作る

とくにセキュリティ事故の多くは「不審なリンクをクリックしてしまった」「USBを紛失した」など人的ミスが起点です。社員のリテラシー向上は、情シスの稼働を直接下げると同時にセキュリティ事故の予防にも効く一石二鳥の打ち手といえます。

4-4.自動化ツールでノンコア業務を圧縮する

ひとり情シスの稼働を取り戻す即効性のある一手は、ノンコア業務をRPAやノーコード自動化ツールに任せることです。毎日・毎週・毎月の定型業務を人手で処理し続ける限り、稼働は積み上がる一方だからです。

一度自動化を組み込めば、以降の処理コストはほぼゼロになり、捻出された時間をコア業務に振り向けられます。自動化は「やればやるほど投資対効果が高まる」性質を持っているため、ひとり情シスの限られたリソースを最大化する近道です。

具体的なツール例と適用シーンは以下のとおりです。

  • Zapier・Make・Power Automate:SaaS同士の連携で「フォーム回答→自動でアカウント作成→Slack通知」など定型フローを自動化
  • GAS(Google Apps Script):スプレッドシートのデータ集計、定期レポートの自動配信
  • RPAツール(UiPath、WinActorなど):基幹システムへのデータ入力、定型レポートの作成

たとえば「月次のIT資産棚卸しで数十時間かかっていた集計作業が、Make+Googleスプレッドシートの自動連携でほぼゼロになった」というような効果が出やすい領域です。自動化は「一度組めば永続的に効く」ため、ひとり情シスにとってROIが最も高い投資の一つになります。

4-5.クラウドサービスでインフラ運用を軽くする

オンプレミスでサーバーやネットワーク機器を抱え込まず、業務システムをクラウド/SaaSへ移行することで、インフラ運用の負担を一気に軽減できます。ハードウェアの監視・保守・セキュリティパッチ適用などはベンダー側で実施されるため、自社の運用工数を「使う」「管理する」に集中できるからです。

深夜のサーバー再起動・障害対応の電話・物理機器の故障対応など、ひとり情シスの体力を奪っていたタスクから解放されるのが大きな利点です。中小企業がオンプレミスで運用するメリットは年々小さくなっており、リプレイス時期に合わせて段階的に進めるのが現実的です。

移行候補の代表例は次のとおりです。

  • グループウェア:Microsoft 365、Google Workspace
  • ファイル共有:OneDrive、Box、Dropbox Business
  • 業務システム:kintone、Salesforce、freee、マネーフォワード
  • インフラ基盤:AWS、Microsoft Azure、Google Cloud
  • ネットワーク・セキュリティ:SD-WAN、SASE型のクラウドセキュリティ

クラウド移行は「サーバーの場所を変える」のではなく、「ひとり情シスの体力を確保するための戦略的撤退」と捉えるのが正解です。

4-6.情シス代行・アウトソーシングを活用する

業務整理やツール導入だけでは追いつかない場合、情シス代行サービスを利用して業務を外部に任せるのが最終的な現実解です。ひとり情シスの稼働限界を超えた状態を「個人の頑張り」で解消することは現実的でなく、人を新規採用するには時間も費用も大きすぎるからです。

外部委託なら必要な範囲を月額で利用でき、即日〜数週間で稼働を始められます。採用コスト(求人媒体費・面接工数・教育期間)と比較すると、外部に任せたほうがトータルコストで安く済むケースが多く、属人化の解消にも直結します。

委託できる業務範囲は広く、次のような切り出しパターンがあります。

  • ヘルプデスク:社員からの問い合わせ一次対応を全部代行
  • キッティング:新入社員PCの初期設定・配送
  • アカウント管理:入退社時のアカウント発行・剥奪
  • 運用監視:サーバー・ネットワークの24時間監視
  • セキュリティ運用:脆弱性管理、インシデント一次対応

「全部抱え込まずに、適切に外に出す」ことこそ、ひとり情シスを構造的に脱却する一番の近道です。

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5.ひとり情シスでも実践できるAI活用パターン

5.ひとり情シスでも実践できるAI活用パターン

「AI活用」と聞くと大企業の大規模プロジェクトを思い浮かべがちですが、ひとり情シスでも今日から取り組めるAI活用パターンは数多く存在します。総務省「令和7年版情報通信白書」によれば、日本企業の生成AI活用方針は前年の42.7%から49.7%に上昇しており、規模を問わずAIの業務活用が常識化しつつあります。

ここでは、ひとり情シスでも実装ハードルの低い5つの活用パターンを紹介します。

5-1.AIチャットボットで社内問い合わせを自動化する

「パスワードを忘れた」「VPNにつながらない」「プリンタが動かない」といった定番の社内問い合わせは、AIチャットボットに任せれば一次対応の大半を自動化できます。

SaaS型のAIチャットボット(kintone連携型、Slack連携型など)であれば、ひとり情シスでも数日で導入可能。問い合わせ件数を3〜7割削減できた事例も増えており、ひとり情シスの稼働を奪う一番の要因にメスを入れられます。

5-2.生成AIでマニュアル・手順書の下書きを作る

ChatGPT、Claude、Microsoft Copilotなどの生成AIは、運用手順書・FAQ・社内通知文の「下書き」を一気に作るのに最適です。「PCキッティングの基本手順を箇条書きで」「セキュリティポリシーの社員向け要約を300字で」と指示するだけで叩き台が完成します。

属人化したノウハウをドキュメントに落とし込む工数を大幅に削減できるため、引き継ぎや教育にも効きます。

5-3.ノーコード自動化ツールで定型業務を圧縮する

Zapier、Make、Power Automate、GAS(Google Apps Script)などのノーコード/ローコード自動化ツールは、SaaS同士をつないで定型業務を自動化するのが得意です。

「人事の入社情報が更新されたら、自動でアカウントを発行してSlackに通知する」「障害アラートを自動でTeamsに転送する」といった連携を、コードを書かずに組めるため、ひとり情シスの強い味方になります。

5-4.Microsoft 365 Copilot等で日常業務を補助する

Microsoft 365 CopilotやGoogle Workspaceの生成AI機能を使えば、メール返信案の作成、議事録の自動要約、Excelデータの分析、PowerPoint資料の下書きなどを一気に効率化できます。

情シス担当者自身の事務作業時間を圧縮できるため、コア業務に集中する時間を生み出せるのが利点です。

5-5.AIエージェントでアカウント発行・棚卸しを自動化する

近年は、人が指示しなくても複数のシステムを横断して作業をこなす「AIエージェント」型のサービスも登場しています。入退社時のアカウント発行・剥奪、定期的なSaaS利用状況の棚卸し、不要ライセンスの検出などを、AIが自律的に処理してくれる仕組みです。

すべてを完全自動化するのは現実的でなくとも、「人が判断する前段階までAIに任せる」だけで、ひとり情シスの工数は大きく減らせます。

6.ひとり情シスの課題解決にトータルITヘルパー

6.ひとり情シスの課題解決にトータルITヘルパー

ひとり情シスの課題解決には、外部パートナーを上手に組み合わせるのが現実的な近道です。「全部抱え込まない体制をどう作るか」が、ひとり情シス脱却の鍵です。

弊社「トータルITヘルパー」は、解決率97%・お客様の94%がコストダウンを実感した実績をもとに、年間17万件・過去100万件のサポート経験で培ったノウハウで、ひとり情シスの負担を一気に軽くする情シス代行サービスを提供しています。

6-1.167人の専門人材がチーム体制でサポート

専門知識を持つ167人のサポートメンバーがチームで対応するため、属人化のリスクなしに高品質なITサポートを受けられます。年間17万件の事例解決ノウハウが蓄積されているので、初めての課題でも対応がスピーディです。

6-2.PC1台2,000円〜のヘルプデスクプランから始められる

ひとり情シスを苦しめる「定型問い合わせ」を外部に巻き取るなら、PC1台あたり月額2,000円〜の「ヘルプデスクプラン」が最適です。ひとり情シスは戦略的なIT施策に集中できるようになります。

キッティングまで含めて任せたい場合は、「プレミアムプラン(PC1台あたり月額5,000円〜)」へ段階的にステップアップできます。

6-3.カスタマイズプランで柔軟な対応も可能

「自社の課題は特殊で、既存プランに当てはまらない」というお客様には、「カスタマイズプラン」をご用意しています。

業務量・対応範囲・予算に合わせて柔軟に設計できるため、ひとり情シスの稼働状況に合わせた最適な委託範囲を一緒に組み立てられます。

6-4.主なサポート内容

弊社では、ひとり情シス体制の企業に向けて以下のようなサポートを提供しています。

  • ヘルプデスク対応(全プラン)
  • PCのキッティング・初期設定(プレミアム以上)
  • 社内ネットワーク構築・VPN構築
  • サーバー環境の構築・運用
  • ライセンス・アカウント情報の管理
  • 運用アドバイス・ITコンサル(情シス代行プラン以上)

貴社の情シス担当者が突然不在になっても、弊社にご連絡いただければ代行による保守対応が可能です。「ひとり情シス体制を脱却したい」「いざというときの後ろ盾がほしい」とお考えの企業は、まずはお気軽にご相談ください

まとめ:ひとり情シスを「個人の頑張り」で支え続けない

本記事では、ひとり情シスが抱える6つの課題、放置する会社のリスク、解決策、AI活用パターンまでを解説しました。

ひとり情シスは、IT人材不足や経営層の理解不足など、構造的な要因が重なって生まれる問題です。「担当者の頑張り」だけで解決を期待し続けると、いずれ離職・インシデント・事業停止という形で会社全体に跳ね返ってきます

業務整理・自動化・AI活用・外部委託を組み合わせて、無理のない情シス体制へ移行することが、企業の競争力と事業継続性を守る近道です。月額2,000円〜から始められる「トータルITヘルパー」も、ひとり情シスの後ろ盾としてぜひご検討ください。

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  • この記事を書いた人

慶田朋大

横浜支店の主任を勤めています。最近子供が生まれ、公私ともに忙しくも充実した毎日を過ごしています。皆様のお役に立つ情報をお届けできるように尽力します! 保有資格:MOSExcel2016、.COMMasterAdvance★、情報セキュリティマネジメント、ITパスポート

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