COLUMNコラム

情報システム部

情報システムとは?種類・構成要素・仕事内容をわかりやすく解説

「情報システムとは、結局どんな仕組みのこと?」
「自社に導入したいが、種類や役割がよくわからない」

そんな疑問を持つ方は少なくありません。

結論からいうと、情報システムとは、業務に必要な情報を記録・処理・伝達するための仕組みです。私たちが普段使っているネットバンキングやコンビニのレジも、すべて情報システムの一種といえます。

本記事では、情シス代行で年間対応件数17万件超のサポート実績を持つ弊社が、情報システムの種類・構成要素・仕事内容から、企業が抱える課題までをわかりやすく解説します。

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1.情報システムとは

情報システムとは

情報システムとは、業務の効率を上げるための仕組みで、日々の業務で必要な大量の情報データを記録・処理・伝達するための仕組みのことを指します。

たとえば、売上や顧客のデータをコンピューターで管理し、必要なときにすぐ取り出せるようにするのも情報システムの働きです。手作業や紙の台帳では時間がかかり、ミスも起きやすかった作業を、正確かつスピーディーに処理できるようになります。

情報システムは「基幹系システム」と「情報系システム」の2つに大きく分類されます。そして、導入した情報システムを管理・運用するのが「情報システム部門(情シス)」です。情シスは、システム管理だけでなく、サーバーやPCの機器管理、社員からの問い合わせ対応(ヘルプデスク)、トラブル時の対応なども担います。

2.情報システムの身近な例

情報システムと聞くと難しく感じますが、実は私たちの暮らしや仕事のあらゆる場面で使われています。代表的な例を挙げます。

  • コンビニ・スーパーのPOSレジ(販売と在庫を同時に記録)
  • 銀行のATM・ネットバンキング(入出金や振込を処理)
  • ネット通販の注文・配送管理システム
  • 飲食店や病院の予約管理システム
  • 会社の勤怠管理・経費精算システム

たとえばコンビニのレジは、会計と同時に「何がいくつ売れたか」を記録し、在庫管理や発注にもつながっています。情報システムは、こうした「情報の記録・処理・伝達」を自動化することで、私たちの生活やビジネスを支えているのです。

3.情報システムの2つの種類

情報システムの2つの種類

情報システムは「基幹系システム」と「情報系システム」に大別されます。まず両者の違いを早見表で整理します。

区分 役割 代表例 停止時の影響
基幹系システム 事業の根幹を支える業務を処理 販売・在庫・会計・人事・生産管理 業務が止まり損失に直結(大)
情報系システム 社内の情報共有・コミュニケーションを支援 メール・グループウェア・チャット 代替手段で一時しのぎ可能(中)

3-1.基幹系システム

基幹系システムとは、企業の事業に直結する中核業務を担うシステムです。販売管理や在庫管理、会計、人事給与など、止まると会社全体の業務が滞るものが該当します。

たとえば受注システムが停止すると、注文を受けられず取引先に迷惑がかかり、ビジネス機会の損失につながります。そのため、基幹系システムには日々の監視や定期的なメンテナンス、セキュリティ対策が欠かせません。一方で、業務に深く組み込まれているため簡単には入れ替えられず、多くの企業で老朽化(レガシーシステム化)が課題になっています。

3-2.情報系システム

情報系システムとは、社内のコミュニケーションや情報共有を支えるシステムです。メールソフトやグループウェア、ビジネスチャット、スケジュール管理ツールなどが含まれます。

基幹系と比べて代替手段が用意しやすく、入れ替えや管理が比較的容易なのが特徴です。トラブル時も一時的に別の方法でしのぎやすく、クラウドサービスの普及で導入のハードルも下がっています。

4.情報システムの構成要素

情報システムの構成要素

情報システムは、大きく3つの要素から構成されています。

  • アプリケーション
  • プラットフォーム
  • インフラストラクチャー

4-1.アプリケーション

アプリケーションとは、OS上で動作し、特定の作業を行うソフトウェアやプログラムです。ExcelやWordといったOffice製品、会計ソフトや給与計算ソフトなどが該当します。

業務アプリの登場により、かつて手作業で行っていた伝票処理や集計が自動化され、人的ミスの削減と業務スピードの向上が実現しました。

4-2.プラットフォーム

プラットフォームとは、アプリケーションを動かすための土台となる環境です。WindowsやmacOSといったOS(オペレーティングシステム)や、ミドルウェアが該当します。

OSは、キーボードやマウスの操作をデータとして伝えたり、ソフトウェアとハードウェアの橋渡しをしたりする、システムの基本となる役割を担います。

4-3.インフラストラクチャー

インフラストラクチャー(インフラ)とは、ITシステムの基盤となる設備や要素のことで、ハードウェアとソフトウェアの両方を含みます。

ハードウェアにはPCやサーバー、ネットワーク機器、LANケーブル、電源装置(UPS)などが、ソフトウェアにはOSや各種アプリケーションが該当します。インフラが安定して動くことが、情報システム全体の前提になります。

5.情報システムに関わる職種

情報システムに関わる職種

情報システムの構築・運用には、さまざまな専門職が関わります。代表的な3つの職種を紹介します。

5-1.アプリケーションエンジニア

システム開発を担当する職種です。必要なシステムを選定し、仕様を設計書にまとめ、それをもとにプログラムを開発します。場合によっては動作テストまで行い、業務に使えるアプリケーションを形にします。

5-2.ネットワークエンジニア

サーバーやPCを接続し、ネットワークを設計・構築・運用する職種です。企業の情報システムを動かすうえで、ネットワークは不可欠です。ネットワーク技術だけでなく、各メーカーのOSや機器に対する幅広い知識が求められます。

5-3.データベースエンジニア

商品情報や顧客情報などを保管するデータベースを、構築・管理・運用する職種です。効率的な運用を見据えた設計に加え、企業の重要な情報を守るためのセキュリティ技術など、幅広い知識と技術が必要になります。

6.情報システム部門が抱える3つの課題

情報システム部門が抱える課題

情報システムを導入したあとは、情報システム部門が管理・運用を担います。しかし、その運用には次の3つの課題がつきまといます。

  • IT人材の不足・属人化
  • 情報漏えい・セキュリティのリスク
  • 基幹システムの老朽化(レガシー化)

6-1.IT人材の不足・属人化

情報システムを管理するIT人材は慢性的に不足しています。経済産業省の試算では、2030年に最大で約79万人が不足するとされています。

その結果、中小企業の多くが担当者1人で運用する「ひとり情シス」や、他部署との「兼任情シス」に陥っています。担当者が1人に業務を抱え込むと、不在時に対応できず、ノウハウがブラックボックス化するリスクが高まります。

6-2.情報漏えい・セキュリティのリスク

テレワークの普及で社外から社内システムにアクセスする機会が増え、情報漏えいのリスクも高まっています。サイバー攻撃は年々高度化・巧妙化しており、ウイルス対策ソフトを入れているだけでは防ぎきれません。

外部からの攻撃対策はもちろん、端末の紛失や許可外サービスの利用といった内部要因も含め、幅広いリスク管理が情報システム部門の課題になっています。

6-3.基幹システムの老朽化(レガシー化)

多くの企業で課題になっているのが、基幹システムの老朽化です。長く使ううちに担当者が代わり、システムの中身が分からなくなって、トラブルが起きても対応できないケースが増えています。

業務の中心を担う基幹システムは簡単に入れ替えや再構築ができず、古いまま使い続けることで、改修コストの増大やセキュリティ面のリスクが生じます。

7.情報システムの管理はトータルITヘルパーが解決

「情報システムを導入したいが運用できる人材がいない」「ひとり情シスで手が回らない」。そんな状況なら、情シス代行サービスの活用をご検討ください。

弊社「トータルITヘルパー」は、情報システムの運用・管理を丸ごと支援するサービスです。

7-1.167人の専門人材が複数人体制でサポート

専門知識を持つ167人のスタッフが、お客様のネットワーク問題やアカウント情報を共有しながら迅速に対応します。年間17万件・過去100万件の対応実績があり、複数人体制のため担当者の不在や退職で業務が止まる心配がありません。

7-2.PC1台あたり月額3,000円~で運用を代行

情シス代行プランはPC1台あたり月額3,000円~。基幹系・情報系システムの運用からトラブル対応まで幅広くカバーします。問い合わせ対応だけ任せたい場合は月額2,000円~のヘルプデスクプランもあり、必要な範囲から段階的に始められます。

7-3.主なサポート内容

PCのキッティング設定、社内ネットワーク構築、VPN構築、サーバー環境の構築、ライセンスやアカウント情報の管理まで対応します。貴社の担当情シスが不在の場合でも、弊社にご連絡いただければ保守対応が可能です。

8.よくある質問(FAQ)

Q. 情報システムと基幹システムは何が違う?
情報システムは、業務を支える仕組み全体を指す広い言葉です。基幹システムは、その中でも販売・会計など事業の中核を担うものを指します。つまり、基幹システムは情報システムの一種です。

Q. 中小企業にも情報システム部門は必要?
規模を問わず、システムの管理・運用は必要です。専任部署を置けない場合は、アウトソーシングで運用を補う方法が現実的です。

9.まとめ

情報システムとは、業務に必要な情報を記録・処理・伝達する仕組みで、POSレジやネットバンキングなど身近な場面で活用されています。事業の中核を担う「基幹系システム」と、情報共有を支える「情報系システム」に大別され、アプリケーション・プラットフォーム・インフラの3要素で構成されます。

一方で、導入後の運用にはIT人材不足やセキュリティ、レガシー化といった課題がつきまといます。運用に不安がある場合は、アウトソーシングで専門人材の力を借りるのが現実的な進め方です。

トータルITヘルパーなら、専門知識を持つ167人が複数人体制でサポートし、年間17万件・過去100万件の対応実績で運用からトラブル対応までカバーします。PC1台あたり月額3,000円~の台数課金型のため、会社の規模に合わせて無理なく始められ、94%のお客様がコストダウンを実感しています。情報システムの運用にお悩みなら、お気軽にご相談ください。

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  • この記事を書いた人

慶田朋大

横浜支店の主任を勤めています。最近子供が生まれ、公私ともに忙しくも充実した毎日を過ごしています。皆様のお役に立つ情報をお届けできるように尽力します! 保有資格:MOSExcel2016、.COMMasterAdvance★、情報セキュリティマネジメント、ITパスポート

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