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これからの情報システムはどうなる?今後の役割や求められることを解説

「今後、情報システム部門が不要になるといわれているが、本当なのか?」
「これから情報システム部門はどうしたらよいのか?」

など、不安な思いを抱える企業は多いのではないでしょうか。
さまざまな情報が飛び交う現代、時代の流れに対応する大変さを感じますよね。

結論から言うと、情報システム部門自体は今後も必要です。
ただし、あるべき姿は時代に合わせて変えていく必要があります。
企業としてこれからの時代を生き抜くためにも、具体的に情報システム部門をどう運営していくか、どういった立ち位置に置くかを考えていかなければなりません。

そこで本記事では、情シス代行でお客さま満足度98.2%という驚異的なリピート率を誇るトータルITヘルパーが、今後の情報システム部門の役割や求められることを解説します。
本記事をご覧いただければ、情報システム部門の必要性が理解でき、今後のあり方について方向性が見えるはずです。ぜひ参考にしてください。

これからの情報システムはどうなる?今後の役割や求められることを解説

1.今後は情報システム部門が不要といわれる理由

今後は情報システム部門が不要といわれる理由

本記事をご覧の方の中には、「情シス不要論」を聞いたことがある方もいるかもしれません。

情報システム部門が不要といわれると、今後自社の情シスをどうしていけばいいのか不安になりますよね。しかし、冒頭で述べたとおり、情報システム部門はこれからも企業にとって必要になるといえます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が進むいま、時代に沿った企業戦略をたてていくためには情報システム部門が重要な存在となるためです。

では、なぜ情シス不要論がでているのかを、以下にご説明していきます。
「情報システム部門は不要」といわれるようになった主な理由としては、次の3つがあげられます。

  • オンプレミスからクラウドへ移行してきているため
  • 情シスの業務は利益につながらないため
  • 情シスの業務が効率化・自動化できるようになったため

この3つについて、以下に詳しくご紹介します。

1-1.オンプレミスからクラウドへ移行してきているため

まず、情報システムのデータ保存先がオンプレミスからクラウドへ変わってきていることが、情報システム部門が不要といわれる一つの要因になっています。

オンプレミスとは、サーバーやソフトウェアなど、自社が管理する設備内で運用する形態のこと。
対して、クラウドは外部の業者が提供するITリソースに社内の情報システムを移行し、インターネット経由で管理する運用形態です。

従来の情報システム部門では、自社の業務に合った独自の基幹システムを作成・構築していました。
そのため、これまではシステムの保守業務がメインの役割だったのです。しかし、近年は、クラウドや外部へ業務を委託するサービスなどが普及したことにより、このような保守中心の業務は徐々に減少してきています。

近年では、Microsoft AzureやAmazon Web Serviceといったクラウドサービスの台頭により、情報システムをオンプレミスからクラウドへ移行する企業が増えています。

クラウドに情報システムを移行することで、物理サーバーを社内に設置する必要がなくなり、保守管理の手間も大幅に削減可能になりました。 加えて、サーバーなどの設備投資や社内SE(システムエンジニア)を雇用する人件費を抑えられるようになりました。

このような背景があり、外部にシステムを移行すれば「社内に情報システムの構築は不要」といわれるようになったのです。

ココがポイント


近年クラウドサービスの台頭により、情報システムをクラウドに移行する企業が増えている。

 

1-2.情シスの業務は利益につながらないため

もうひとつ、「情報システム部門の業務は直接企業の利益につながらない」ことも、情シス不要論の一因となっています。

簡単に言うと、「利益にならないから、いらないのではないか?」と思われているのです。
情報システム部門は売上に直結する部署ではないため、上層部からは「コストだけがかかる部門」と見られがちです。
業務内容を経営陣が把握しきれず、理解が得られないことも、情シスがコスト部門だと認識されてしまう要因となっています。

現状では人件費削減のため、「ひとり情シス」や「兼任情シス(ゼロ情シス)」の体制で運用している企業も多く見受けられます。しかし、そうした企業こそ情シスの重要性を再認識する必要があるといます。
情報システム部門は利益につながらないものの、社内の業務を円滑に進めるためには必要な部署です。

社員からの問い合わせに答えるサポートデスク・ヘルプデスクといった業務も、IT分野の専門知識をもった情シス人員でなければ対応は難しいでしょう。よって、「人件費を減らすため、情報システム部門をなくしてしまおう」という考えは誤りだといえます。

ココがポイント


情報システム部門は利益につながらないが、社内の業務を円滑に進めえる上では必要な部署である。

 

1-3.情シスの業務が効率化・自動化できるようになったため

業務の効率化によって本来の情シス業務が効率化・自動化できるようになったことも、「情報システム部門はもう不要なのでは?」と思われる原因になっています。

ここ数年、多くの企業でDXが推進され、さまざまなツールを導入しながら業務を効率化する動きが加速しています。
情シスにおいても多くの業務が効率化・自動化されるようになり、本来は情報システム部門の担当であった社内の基幹系システムの開発や運用、保守などの業務も大幅に減少しています。 しかし、業務が効率化されたとしても、情報システム部の存在自体が不要になったわけではありません。

情報システム部門の役割はシステムの保守・管理以外にもさまざまあり、社内のIT専門部署として重要な役割を担っているためです。

情報システム部門の主な業務

  • 基幹システムの構築・運用・保守
  • インフラ構築・運用・保守
  • IT戦略の立案
  • システム企画の立案
  • サポートデスク・ヘルプデスク

もしも情報システムをクラウドに移行したとしても、まったくの放置でいいわけではありません。

定期的な管理は必要になりますし、情シス専任としてIT分野の知識がなければシステムの保守・管理も難しくなります。
加えて、情報システム部門の一部業務が効率化できたとしても、IT化が進む今後は、企業において情報システム部門の専門性が求められる課題が増えていきます。

IT知識をもつ専任の情シス担当者でなければ、これからの時代を生き抜くための企業のIT戦略を考えていくことは難しいでしょう。 よって、企業の今後を考えるのであれば、情報システム部門の重要性をもう一度、見直すべきなのです。

2.情報システム部門の今後の役割

情報システム部門の今後の役割

現在の情報システム部門には、将来を見据えたIT化戦略を立案し、企業の業務効率化に貢献することが求められています。

なかでも、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、多くの企業で重要な課題となっています。 DXとは、簡単に言うと社会をあげてIT化を進めていく取り組みのこと。企業にもIT化への変革が求められているのです。
その中で、情シスの役割も大きく変化しようとしています。

今後の情シスに求められる役割としては、大きく以下の2つがあげられます。

  • 社内全体でITツールの活用を進める
  • DXを推進する

本章では、上記2つの情シスの今後の役割についてご説明します。

2-1.役割①:社内全体でITツールの活用を進める

今後の情報システム部門のひとつめの役割は、社内でITツールの導入を進めることです。

最近では、クラウドの利用によってシステムに合わせた業務フローの変更が求められるようになりました。クラウドでは、随時、改善のためのバージョンアップが行われており、利用者もそれに対応する必要がでてきます。
クラウドなどの利用に合わせた業務フローに変更するためには、社内でもITツールの導入が必須となるのです。しかし、新ツール導入には抵抗があるのも現状です。

多くの社員は、慣れ親しんだ業務フローを変更することへ、抵抗感を強く感じています。
そこで必要となるのが、自社の業務においてITツールをどう活用するかを考え、情報提供を行う存在です。
ITの専門知識をもつ情シスであれば、IT化を先陣する存在として適任といえるでしょう。

このような背景から、現在の情報システム部門には、以下の役割が求められています。

・現場の業務プロセスを理解し、ITツールの活用方法の提案・サポートを行う
・IT化のための情報の啓もうを行う

情報システム部門は、今後の企業において、IT化の中心的役割を担う存在とならなければなりません。

会社がIT社会で生き残っていくため、またクラウドなどの新しい業務形態に対応するためには、情報システム部門が先陣を切って社内のIT改革をしていく必要があるのです。

ココがポイント


今後の情報システム部門の役割のひとつは、ITツールの導入・活用方法の提案である。

 

2-2.役割②:DXを促進する

今後お企業において、本当の意味でDXを推進するためにも情報システム部門の存在は重要です。
DXとは、デジタル技術を積極的に活用し、ビジネスモデルの変革行うとともに、これから訪れる新しいデジタル時代に順応できるよう、自社の競争力を高めていくこと意味しています。

単に社内インフラや業務用ツールを変更するだけでは、本当の意味でのDX推進と呼ぶことはできません。 よって、今後の情報システム部門には、経営層と連携し、企業内の業務変革や組織変革を伴うような、変化を促す役割が求められています。

3.今後の情報システム部門に求められること

今後の情報システム部門に求められること

ここまでの情報をまとめ、今後の情報システム部門に求められることをお伝えします。
今後の情報システム部門に求められるのは、以下となります。

・ITの専門知識をいかし、自社のビジネスに積極的に関わっていくこと

まず、情報システム部門には、従来のようなシステムの開発・保守・運用などの限定的な業務から脱却し、自社のビジネスに積極的に関わっていくことが求められます。しかし、情報システム部門単独で企業のビジネスに貢献するには限界があります。

そのため、これからの情報システム部門に求められるのは、実際に業務を行う現場の従業員からの声を広く吸い上げる姿勢です。加えて、そこから汲み取ったニーズを反映させられるような社内のインフラの整備やITツールの選定、情報セキュリティポリシーの策定、それらに対するサポートなどさまざまな形で会社に貢献することが求められています。

つまり、今後はより密接に各部門と関わりながら、ITツールを活用した業務効率化を進め、社内のDXを推進していく役割を担うことになります。そのためには、これまで以上に幅広い知識が必要となり、コミュニケーション能力の向上も求められます。

情報システム部門は不要な部署ではなく、役割を変えながら企業に貢献することが求められている部署なのです。

ココがポイント


ITツールを活用した業務効率化・DXを推進していくことが、今後の情報システム部門に求められている。

 

4.情報シス代行ならトータルITヘルパーの活用がおすすめ

情報シス代行ならトータルITヘルパーの活用がおすすめ

デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により、近年の情報システム部に求められる役割・あるべき姿は大きく転換してきています。

この課題の解決方法はいくつかありますが、その中でも即効性がありコストを抑えて運用できるのがアウトソーシングサービス(業務委託)です。
高い技術力と豊富な支援実績を持ったITベンダーが上層部への答申からITツールの全社展開まで幅広く支援してくれます。

トータルITヘルパーの情シス代行サービスは、年間17万件・過去100万件の事例実績を誇ります。幅広い分野における圧倒的なノウハウを持ち合わせていますので、ニーズに合わせたサポートが可能です。
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今後、企業として現代社会を生き抜くためにも、業務改革・組織改革支援を行うITベンダーの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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  • この記事を書いた人

慶田朋大

横浜支店の主任を勤めています。最近子供が生まれ、公私ともに忙しくも充実した毎日を過ごしています。皆様のお役に立つ情報をお届けできるように尽力します! 保有資格:MOSExcel2016、.COMMasterAdvance★、情報セキュリティマネジメント、ITパスポート

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