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情シスを雇う時代からアウトソーシングする時代へ!中小企業の新しい選択肢

昨今、IT人材が不足しており、社内にて「IT担当者がいない」「ITに詳しいものがいない」「トラブル対応に時間がかかる」といった悩みを抱える中小企業は少なくありません。

では、中小企業にありがちな情シスの人手不足問題はどのようにして解決できるのでしょうか?

そのような悩みを解決する方法として、中小企業で注目されているのが「情シスのアウトソーシング(外注)」です。

外部のIT専門チームによって、社内のIT環境を継続的に支援・管理・運用してもらえるため、安定したIT運用と共にコストカットも実現できます。

本コラムでは、情シスのアウトソーシングがなぜ中小企業から注目を集めているのか、外注できる情シスの種類から作業内容まで解説します。

1.中小企業で情シスのアウトソーシングが増えている理由

1.中小企業で情シスのアウトソーシングが増えている理由

近年、情シスをアウトソーシングする中小企業が増加傾向にある背景に、「IT人材不足」が挙げられます。

株式会社バッファローの調べによると、「中小企業の44.1%は情シスの人手不足を実感」していると回答しています。さらに掘り下げると、「スキルの高い人材の不足」を人手不足の主な原因に挙げているのが51.0%と、業務を任せられる人材の不足が顕著です。

さらに、担当者の数自体も少ない傾向にあり、中小企業の71.2%は情シス担当者が5名以下と回答していました。

  • ・中小企業の44.1%は情シスの人手不足を実感
  • ・スキルの高い人材の不足が51.0%とTOP原因
  • ・中小企業の71.2%は情シス担当者が少ない

企業にとって情シスはITインフラを維持するために欠かせない存在です。しかし、中小企業ではIT担当者を割り当てることが難しくなっています。本来の業務と兼任していたり、専任担当者が一人だけだったりするケースも珍しくありません。

会社のITをすべて一人で担当する「ひとり情シス」は担当者に対する負担が大きく、長期休暇や休職、退職によって企業のITインフラが成り立たなくなってしまうリスクもあります。

人手不足の深刻化に加えて業務負担など職場環境の悪化により、情シス担当者が離職してしまうなど、悪いサイクルを生み出してしまう原因になることも

このような人手不足と業務負担の負のスパイラルも、中小企業で情シスのアウトソーシングが増えている要因のひとつです。

1-1.中小企業の70.3%が情シスをアウトソーシングしている

中小企業からの回答では、「すべて外注しているが24.4%」「一部外注しているが45.9%」と、情シス業務の約7割をアウトソーシング(外注)していると回答されています。

主に中小企業がアウトソーシングしている情シス業務は「サーバー構築が51.3%」「ネットワーク構築が39.7%」「PCの保守・管理が33.3%」です。

専門的な知識を持つスタッフが社内におらず、情シスをアウトソーシングするしかないと判断している中小企業もあります。

一方、IT人材の採用コストを削減したいとの回答も42.3%あり、費用面を意識して情シス業務をアウトソーシングする中小企業も登場しています。

2.情シスのアウトソーシングとは?基本的な仕組み

2.情シスのアウトソーシングとは?基本的な仕組み

情シスのアウトソーシングとはIT業務(例:PC管理、ネットワーク保守など)を外部企業に委託する仕組みを指します。自社内で完結できないIT業務も、専門スキルを持つ外部人材にアウトソーシングできるのが最大のメリットです。

情シスのアウトソーシングと言っても、その内容は多岐にわたります。

特定の業務だけを外部に任せる「部分的なアウトソース」から、情シス業務のほとんどを委託する「フルアウトソース」まで、企業の規模や抱える課題に応じて自由に選べます

また、契約形態もさまざまです。毎月決まった業務を依頼する月額固定制や、特定のトラブル発生時だけサポートを依頼するスポット対応など、自社のニーズに合わせて柔軟に選択できます。これにより、IT環境を最適化しながら無駄なコストも抑えられます。

3.情シスのアウトソーシングにおける種類と対応範囲の違い

3.情シスのアウトソーシングにおける種類と対応範囲の違い

情シスのアウトソーシングにはいくつかの種類と対応範囲に違いがあるため、「中小企業にマッチしているか」どうかも比較検討に大切です。具体的に、情シス向けアウトソーシングサービスには以下のような違いがあります。

  • ・スポット型と常駐型の違い
  • ・業務委託できる主な情シス業務の違い
  • ・部分委託とフルアウトソースの違い

3-1.スポット型と常駐型の違い

情シスのアウトソーシング(外注)には大きく分けて「スポット型」と「常駐型」の2つの契約形態があります。

スポット型とは、必要なときに必要な分だけ依頼する形式です。新しいパソコンのセットアップ(キッティング)や、突発的なトラブル対応など、単発で発生する業務に適しています。必要なタイミングだけ依頼できるため、コストを抑えたい場合や、社内のIT業務量が不安定な場合におすすめのアウトソーシング方法です。

常駐型とは、週に数日など定期的に外部の専門家が社内に訪問・常駐し、日々のIT業務を継続的にサポートする形式です。日常的なヘルプデスク業務や、継続的なシステム運用・保守が必要な場合に特に適しています。社内の状況を深く理解してもらいやすく、密な連携を取れるのが常駐型のメリットです。

どちらを選ぶかは、自社のIT業務量やリスクへの考え方によって変わります。

3-2.業務委託できる主な情シス業務の違い

アウトソーシングできる情シス業務は多岐にわたります。基本的なところでは、パソコンやサーバーの初期設定・保守、ネットワーク管理、ヘルプデスク対応などが挙げられます。

さらに、近年では業務範囲が拡大しており、「Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのアカウント管理」「セキュリティ対策の設計」「クラウド移行」「リモートワーク環境の整備」といった専門性の高いプロジェクトも外注可能です。

また、セキュリティリスク対応やシステム障害の監視など、専門知識が求められる運用業務まで任せられるサービスが増えています。そのため、社内のIT担当者はより戦略的な業務に集中できるようになります

とはいえ、情シス業務は多岐にわたるため、実際に情シス業務をアウトソーシングする際は「どのようなサービスが展開されているか」について詳しくヒアリングしておく必要があると言えるでしょう。

実際に、中小企業をはじめ多くの情シスアウトソーシングを対応している弊社では、以下のようなご依頼を承っております(一例)

  • ・ヘルプデスク(社員様からのお問い合わせ対応)
  • ・PCやサーバーの初期設定・保守・キッティング、ネットワーク管理
  • ・社内のアカウント管理(Microsoft 365やGoogle Workspace)
  • ・クラウド移行やリモートワーク環境の整備など、プロジェクトベースの業務
  • ・セキュリティ対策(ウイルス対策、アクセス制限)
  • ・システムの障害対応または監視

また、運用面まで外注できる業務は日々拡大しております。

3-3.部分委託とフルアウトソースの違い

アウトソーシング(外注)を検討するうえで、注意したい点が「部分委託」と「フルアウトソース」の違いです。

部分委託

部分委託とは、社内にIT担当者がいる場合でも、特定の業務(例:ヘルプデスク業務のみ、ネットワーク保守のみなど)を外部に依頼する方法です。社内のリソースを補完する形で、専門性の高い業務や、単純な定型業務を効率化できます。

実際に弊社へ「ヘルプデスクのみ」の部分委託をご依頼いただいたケースでは、以下のような理由が寄せられていました

社内の情シスは企画やDX戦略、システム導入などといった高付加価値業務に集中したいと日々考えているが、ヘルプデスク業務に追われてしまい、本来やりたいと考えている高付加価値業務に取り組めていないため

ヘルプデスク業務は、定型的・反復的な業務が多く時間を多くとられてしまう傾向にあり、社員数の増加に比例して「社内情シスだけでは追いつかなくなってしまった」といった事例も珍しくありません。

そのようなときも、ヘルプデスクなどの情シス業務を部分委託(アウトソーシング)することで、自社情シスをより専門的な業務に注力しやすくなります。

さらに、専門家であるプロが対応するため、従来では対応できなかった問題やPCトラブルも解決できるのも魅力のひとつ。ご利用者様からは「よく起こり得るPCトラブルとしてマニュアル化していただき、今後の対策等も考えることができました」といったお声が寄せられています。

フルアウトソース

フルアウトソースとは、情シスが社内に不在、もしくは最小限の連携のみで、全業務を委託する方法です。予算や内部人材のITスキルに応じて、どこまで任せるかを検討できる柔軟なモデルになり、自社業務に寄り添ったベストなプランを利用できるのも強みとなります。

たとえば、弊社「トータルITヘルパー」では、PC1台あたり2,000円のヘルプデスクプランから、業務内容に応じたカスタマイズプランまで柔軟に対応しています。中小企業のニーズに合わせた提案が可能です。

まずは部分委託からはじめ、次第にフルアウトソースなど外部委託範囲を広げていく中小企業様も少なくありません。お客様の状況をヒアリングしたうえで適切なプランを提案させていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

詳しくはコチラ

4.中小企業が情シスをアウトソーシングすべき理由

4.中小企業が情シスをアウトソーシングすべき理由

中小企業にとって情シスのアウトソーシングは、事業の安定・成長を加速させるための有効な戦略です。具体的には、以下のような理由から中小企業ほど情シスをアウトソーシングすべきだと言えます。

  • ・IT人材不足と属人化のリスク
  • ・セキュリティ強化やDX対応の必要性
  • ・採用コストと業務負担の最適化

4-1.IT人材不足と属人化のリスク

中小企業では、情シス担当が1人以下(ひとり情シス)、あるいは他業務と兼任といった事例も少なくありません。このような状況では、担当者の退職や異動が、システム運用・管理の停止といった深刻なリスクに直結します。

特定の担当者しか情報資産やパスワードを把握していないため、業務が滞ってしまう「属人化」の問題が大きな課題です。IT人材の不足はすぐに補えるものではなく、採用できたとしても業務過多で退職してしまう、といった属人化のスパイラルに陥るケースも。

そこで情シスのアウトソーシングを利用すれば、プロが継続的にサポートを提供するため、引き継ぎの問題や属人化のリスクから解放されます。その結果、安心してIT業務を任せられる体制を構築できるのがポイントです。

IT人材不足や業務の属人化に頭を悩ませやすい中小企業ほど、情シス業務をアウトソーシングすべきだと言えます。

4-2.セキュリティ強化やDX対応の必要性

近年ランサムウェアや標的型攻撃など、セキュリティ脅威が中小企業にも拡大しております。特に、AIの発展で自然な日本語が生成されるようになり、海外からの攻撃が近年急増している点は見逃せません。

専門知識がない社内のメンバーでは、最新の脅威に対応しきれない場合もあります。ITの専門家に頼める中小企業向けの情シスアウトソーシングなら、最新知識を持つ外部の力で安全・迅速に対応できるのが魅力です。

また、DX(業務のクラウド化や効率化)を進めたいが、現場に設計や管理のノウハウがないといったケースも散見されます。情シスの専門家にアウトソーシングすれば、セキュリティにしっかりと配慮したうえで、DXを推進することが可能です。

4-3.採用コストと業務負担の最適化

IT担当を社員として雇用すると、採用・教育・維持に年間500万円以上かかることもあります。人手不足が労働環境の悪化を招き、業務負担から退職という悪いサイクルを生み出してしまった結果、「採用コストだけがかさばってしまう」といったケースも珍しくありません。

情シスをアウトソーシングすれば、月額数万円からの費用で、必要な業務だけをプロに依頼できます。社員はコア業務に集中でき、ITに関する細かなトラブルに煩わされることもなくなるのが魅力です。

採用コストや悪循環の影響を踏まえて、コストパフォーマンスの相対的な良さから、今や「情シスは外部委託が当たり前」と考える中小企業が増えています

5.情シスのアウトソーシング先を選ぶときのポイント

5.情シスのアウトソーシング先を選ぶときのポイント

中小企業で情シスのアウトソーシングが増えているといっても、適切な外注先選びを行わなければ、十分な効果を引き出せない可能性があります。ビジネスを成功に導くためには、以下のポイントを重視してアウトソーシング先を比較検討することが大切です。

  • ・自社の課題に合った対応範囲か確認する
  • ・過去の対応実績・専門分野をチェックする
  • ・サポート体制と対応スピードも比較対象
  • ・段階的な委託に柔軟に対応できるか
  • ・成果物・報告体制の有無を確認する

5-1.自社の課題に合った対応範囲か確認する

まずは社内で「何を外注したいか」を整理する必要があります。ネットワーク運用やヘルプデスクといった特定の業務に特化したいのか、それとも広範なサポートを求めているのか。

各社のサービス内容を比較し、自社の要望にマッチしているか見極めることが大切です。

自社が求めているサービスを得意分野としている事業者を選ぶと、導入後の齟齬が少なくなり、その後の業務も円滑に進められます。

5-2.過去の対応実績・専門分野をチェックする

情シスのアウトソーシング先を選ぶときは、過去の対応実績や専門分野もしっかりチェックしましょう。その外注先に中小企業支援の実績があるか、自社と同じ業種や規模の企業で対応経験があるかの確認が大切です。

Webサイトの実績ページや事例記事を参考にして、過去の成功事例をもとに事業者の信頼性チェックをおすすめします。

5-3.サポート体制と対応スピードも比較対象

緊急時の対応は、情シスアウトソーシングの質を大きく左右します。24時間365日対応が可能なのか、それとも平日9時~18時のみの対応なのか、といった緊急対応の可否を必ず確認しましょう。

また、専用の問い合わせ窓口の有無や、チャット・電話など、どのような連絡手段があるかも重要なチェックポイントです。障害発生時に迅速なリカバリーが期待できる体制が整っているか見極めるのをおすすめします。

5-4.段階的な委託に柔軟に対応できるか

初めてアウトソーシングを導入する場合、いきなりフルアウトソースするのはリスクが伴います。「まずはミニマムプランから始め、必要に応じてサービスを拡張したい」といった要望に柔軟に対応してくれる事業者は、導入のハードルが低く魅力的です。

スポット対応からでもアウトソーシングを相談できる情シス業者を選べば、中小企業の方も導入しやすいスモールスタートが可能になります。

5-5.成果物・報告体制の有無を確認する

アウトソーシングの成果を可視化するためには、定期的なレポート提出や進捗報告の仕組みが不可欠です。提供されるサービス内容に、対応履歴の報告や改善提案が含まれているかを確認しましょう。

定期的な報告があれば、サービスの効果を社内で評価・比較でき、より良い関係を築けます。

6.情シスの外注先を選ぶときの注意点

6.情シスの外注先を選ぶときの注意点

失敗しないアウトソーシング先選びのために、以下の3つの注意点を心に留めておきましょう。

  • ・「価格の安さ」だけで選ばない
  • ・表面的な提案かどうかを見極める
  • ・特定サービスに依存した提案には注意

6-1.「価格の安さ」だけで選ばない

月額料金の安さだけで判断すると、アウトソーシングのサポート範囲が極端に狭かったり、対応の品質やスピード、セキュリティ面に不安が残ったりする場合があります。

コストを抑えようとした結果、かえって業務効率が悪化したり、セキュリティリスクが高まったりすることもあります。

安易な価格比較に走るのではなく、トータルコストと業務効率のバランスを総合的に評価することが重要です。

6-2.表面的な提案かどうかを見極める

情シスのアウトソーシング先を調べるときは、自社の課題・状況を丁寧にヒアリングしたうえで、個別に提案をしてくれるかどうかチェックするのもポイントです。

「ただのパッケージ」としておすすめされるプランではなく、状況に応じて細かく業務のアウトソーシング先を提案してくれるかどうか確認するのをおすすめします。他社でも使い回されているようなテンプレート的な提案をされたときは注意が必要です。

初回提案時のヒアリングをよく見て、アウトソーシング事業者が本当に自社のことを理解しようとしているか、課題の解決に適切なリソースを注いでくれそうか見極めましょう。表面的な情報だけでなく、業務の背景や目的まで踏み込んでくれる事業者がおすすめです。

6-3.特定サービスに依存した提案には注意

提案内容が自社製品の導入を前提としている場合は、特に慎重な検討が必要です。特定のウイルス対策ソフトやクラウドサービスなど、自社が扱う製品ありきの提案は、自社にとって最適だとは限りません。

複数のメーカーやサービスを中立的に比較・検討できる「マルチベンダー対応」の業者を選ぶのがおすすめです。特定の製品に縛られることなく、本当に自社に必要なシステムやサービスを導入できます

加えて、利用しているサービス等に合わせて柔軟にサポートしてもらえるアウトソーシング事業者であれば、自社のリソースを最大限活用できるため、中小企業の方も情シスを外注しやすくなるのがポイントです。

信頼できるパートナーであれば、会社の課題・状況を客観的に分析したうえで、最適な解決策を提案してくれます。

まとめ:中小企業こそ情シスのアウトソーシングがおすすめ

IT人材の不足・セキュリティ対策・業務効率化などさまざまな問題を一度に解決できるため、近年、多くの中小企業が情報システム(情シス)のアウトソーシングを導入しています。

もはや、アウトソーシングはIT課題解決の“最終手段”ではなく、あくまで企業戦略のひとつとして、十分魅力的な選択肢と言えます。

しかし、情シスのアウトソーシングを成功させるには、自社の業務状況・課題を整理し、最適な範囲で任せられる事業者を選定することが大切です。

その際、すべてを一気に任せる必要はなく、「一部からスモールスタートで試してみる」のをおすすめします。

弊社のトータルITヘルパーでは、お客様の要望に合わせた情シスのアウトソーシングのプランを提案しています。「トータルITヘルパー」なら、コストダウンと効率化の実現が可能です。94%のお客様がコスト削減を実感しており、要件定義から運用まで情シス業務をフルサポートいたします。

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  • この記事を書いた人

中野翔太

船橋事業所の課長を勤めています。2人の子供と遊ぶ時間を大切にしながら、日々仕事に邁進しています。私の知識や経験が、皆様のお役に立てば嬉しいです! 保有資格:MOSExcel2013 Expert、MOSWord2013、MOSAccess2013、MOS2013Master、.COMMaster Advance★★、基本情報技術者、FP3級

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